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便秘解消に良いとされ、噛みごたえもあって満腹感も得られることからダイエット中に食べる人も多い「こんにゃく」ですが、実はこんにゃくばかりを食べるのはダイエットに逆効果です。
理由はこんにゃくに含まれる食物繊維にあります。
食物繊維は大きく2つに分けられます。それは「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」です。
「不溶性食物繊維」はその名の通り溶けない食物繊維で、レタスやキャベツにも多く含まれています。
「不溶性食物繊維」は主に便のカサを増やす役割があります。
「水溶性食物繊維」は水に溶ける食物繊維で海藻類などのぬるぬるした成分が水溶性食物繊維です。
「水溶性食物繊維」は便を流れやすくしてくれる働きがあります。
こんにゃくには100gあたりに約2.2gの食物繊維が含まれていますが、この2.2gの食物繊維のうち不溶性食物繊維は2.1g、水溶性食物繊維は0.1gです。
つまり、こんにゃくばかりを食べると便のカサは増やしてくれるのですが、便は流れにくくなってしまいます。
これは、排水口に詰まる髪の毛のような状態になってしまうということです。
食物繊維は水溶性食物繊維をしっかり摂ることが重要になりますので、是非意識してみてください。
Shintaro Profile
・パーソナルトレーニングジム経営
・食生活アドバイザー